1. ウリ科キュウリ属のつる性一年草、雌雄同株の植物。メロンの一変種で果実は食用する。南アジア原産。季語は夏。日本では西洋メロンの導入以前より多数の農家で生産されて来た、安価な庶民のメロンである。
2. 【真桑瓜】ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎は地をはい、葉は手のひら状に浅く裂けている。夏、黄色の花が咲く。果実は楕円形で、黄・緑色などの縞模様があり、甘く、食用。漢方では未熟果の萼(がく)を乾燥し、催吐(さいと)薬に用いる。インドの原産。古くから世界各地で栽培され、日本では美濃国真桑村(岐阜県本巣市)産が有名であったところからの名という。