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1. 仏教説話の一つ。『雑宝蔵経』などに説く。帝釈天が狐と猿と兎との誠意を試そうとして、飢渇者に化けて食を乞うたところ、狐と猿は利口さを発揮して食物を探してきたが、兎は何も得ることができず、自分の体を焼いて食べてもらおうとしたため、帝釈天はその真心をほめ、兎を月世界へ送った、との話。